私の手帖 from Tottori

ニュース、釣り、キャンプ、将棋、ギター、ビール。

アラフォー男子、プレッツェルを焼く

時代の流れに逆らうのは天邪鬼なB型人間にとってありふれた日常だ。
だからといって、僕がハイカーボン(炭水化物過多)な食事を連日続けることに関しては、時代とかB型というそういうことをすべて関係無しにしたって少し問題があるというのは十分理解しているつもりだ。
お陰さまで、体重は右肩上がりの昇り龍なのだけれど、ちっともおめでたいことなんてない。

 

そんな、お題に掛かっているのか、外しているのかよくわからない枕のことは横に置いておくとして、件のプレッツェルの話である。

http://www.flickr.com/photos/72187655@N00/8704222430

photo by naokomc

 

このドイツ生まれの、塩味の効いたパンが大好きなのだけれど、僕の住む田舎町ではおいそれと食べる事ができない。なので普段手の届かないものと記憶の隅にしまいこんでおいたところ、愛読しているほずみさんのブログで見かけて、どうしても食べたくなってしまった。

 

nekofuwa.hatenablog.com

 

それにしても、いつ見てもほずみさんの料理は美しい。まさに女子力高し。ブログの写真も文章もとても、シンプルで凛としていて、おそらく背筋がぴーんと伸びたお方なのだろうと勝手に想像してしまう。

 

話は戻って、食べると決めたからには朝から近所のスーパーへ出かけて必要なものを一通り揃えた。幸い我が家には家人がかつて愛用していたホームベーカーリーがあるので、パン生地を作るまではインターネットに詳細に記されたレシピ通りに材料を計って機体に放り込むだけだ。

 

生地を寝かしたり、整形後に落ち着かせたりといったパン作り独特の工程の合間は将棋を指したり、本を読んだりしていたら自然と過ぎていった。そして、使い方のよくわからないオーブンと格闘すること数分、プレッツェルは焼き上がった。

 

https://instagram.com/p/9ky0zWG1TD/

プレッツェル。焼いてみた。#プレッツェル

 

重曹にくぐらせる工程と、その後オーブンへ投入するタイミングがオーブンの余熱の仕組みがよくわからなくてもたついたせいで、発色がいまいちだったのだけど、味は僕が愛してやまないプレッツェルのものだった。

 

塩味が効いているので、ビールを飲みながら食べても旨い。ビールと合うから好きなんだろうなと思いながら、今夜もついついハイカーボンな食事に満足してしまうのであった。